第2回

第二回は千葉工業大学の安藤昌也先生による講義でした。

安藤先生の子供の頃の話は別の講義やTAとして学部の授業に関わる中で何度かお聞きしたことがありました。多くの物に触れ分解し構造に触れる機会が子供の頃からあったそうです。UXDではユーザーの体験を考え、どのような体験をしたら喜ぶかという点が重要であり、ユーザーが必要であるということだけに焦点を置いた考え方ではユーザー体験のデザインはできないのです。

 

今回の授業で私が考えたこと

安藤先生の子供時代のお話は何度かお聞きしたことがあるが、この話は同様に何度もお聞きしたことのある山崎先生の子供時代の話と重なる。幼少期に周りの物の構造、形に触れるという体験がものづくり、デザインへとつながったというものだ。自分自身も子供の頃に壊れたものを分解し構造がわかったり、父親がものを修理する様子を見たりしたことも多いためその体験はなんとなく共感できた。また、UXDはユーザーの必要だけを求めるのではなく体験を考えるということは、必要を満たすだけなら問題を解決してそこで終わってしまい、体験を考えなければその先にある新たな価値や体験にたどり着けないということだと気づき改めてその重要性を理解した。